Trail-Trace Biking = MTB Rally Raid Japan’s Original

とれとればいく06〜07/Rd.2 富士見高原里山迷路2006

実施概要&応募方法/(申込用紙)/(とれとれとは?)/(参加心得)/(ラリーレイドガイダンス2004)

リザルト&レポート    参加案内&アクセスマップ(周辺マップ)

調査状況  スタッフ募集       掲示板  ★Eメール  ★Web申込

 

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<富士見高原里山迷路>

 

富士見町は長野県と山梨県の県境に位置し、交通の要所となっています。甲州街道や信玄の棒道、高遠街道など、メジャーな道の旧道も面白いけれど、八ヶ岳山麓や入笠山山麓に隠された作業道や小径や獣道、そして公開不許可な道が無数に存在し、とれとれバイカー魂をくすぐっています。今回も両方の山麓の公開不許可道にトライするつもりです。また、来年の話をすると鬼が笑うと言いますが、某S社主催の日本最大級のMTBイベントで行なうツーリングラリーのコース調査も兼ねており、地元協力スタッフや、もしかするとS社スタッフもお手伝いに来るかも知れません。

 

*日程:2006年11月25・26日

*エリア:長野県富士見町周辺

*集合場所:富士見パノラマスキー場

*宿:ロッジコスモス(+α)

*参加費:17,000円(※Eメール予約&当日入金はプラス500円)

*募集定員:30名(+20名)

*申込方法:Web申込(スポーツエントリー)、現金書留、Eメール予約

とれとれ富士見ブランチ  〒339-0200

長野県諏訪郡富士見町富士見松目8656-14 ロッヂコスモス内

T.090-5573-9372  F.03-4477-4661

Eメール BikejoyQ@aol.com

Web申込 http://www.sportsentry.ne.jp/event.php?tid=9372

*申込締切:11月15日(水)必着

 

<<スケジュール予定>>

 

11月25日(土)

08:30 受付(スキー場駐車場)

09:00 ブリーフィング

10:00 SS1スタート

15:00 EL

19:00 食事(ロッジコスモス)

20:00 ブリーフィング

11月26日(日)

06:30 食事

08:00 SS2スタート

11:00 EL

14:00 表彰式(スキー場駐車場)

【とれとればいくとは?】

 

☆基本ルール/"とれとればいく"は『コースクリエイターが探したトレイルを、2万5千分の1地形図で表現し、ブリーフィングで要点を説明して、PC順にルートを回るマップリーディング系の遊び』です。そのため、渡されたルートマップにローカルルールやコース説明をするブリーフィングで聞いた必要な情報を書き込んでオリジナルマップを作り、それを持ってルートを探しながら有人または無人のPCを順番に回り、規定の時間内にアリベへ到着することが基本ルールです。ルート探しは参加者同士が協力しても、ショートカットをしても構いませんが、進入方向や退出方向が決まっているPCではそれを守らなければなりません。また、PCの不通過は失格の対象になるので、指示がない限り絶対に順番に回って下さい。もしPCを抜かした場合は、戻るか、先のPCでそのことを告げて下さい。距離の長いSSでは、途中にELが設定されているので、その制限時間に間に合わなければ先に進めません。その際ELルートが設定されているのでそちらへ回るように。表彰は優秀賞の「EXラーリスト」、堅実賞の「ソリッドバイカー」、ドジ賞の「ブービーバイカー」の三者を対象にし、順位による表彰はありません。尚、完走・到達の成績を、アリベやPC(EL)への到着順を参考にして決めています。

 

【とれとれ参加心得】

 

☆心構え/冒険と安全のバランスを十分に考慮してコース設定をしていますが、参加者個人も危険を伴うアドベンチャー(擬似冒険)と認識して参加して下さい。地図を常に目の前に置き、現在地を把握し、もし迷ったら分る場所まで引き返す勇気を持ちましょう!コース上に居れば必ず捜索隊が向かいます。(コースから外れたらホイッスルを鳴らそう!)

 

☆装備/山岳サイクリングの装備が基本。(雨具、工具、コンパス、マップケース、飲料水、補給食、防寒具、ライト、ホイッスル、エマージェンシーキット、など)

 

【ラリーレイド・ガイダンス2004】

 

日本国内でのMTBラリーレイドの実施および参加には、"自然"""を遊ぶための""や、独自のローカルルールが必要です。このルールはこれまでの海外ラリーレイドへの参加と国内ラリーレイドの実施から生まれた現時点のレベルのもので、今後も改良されていきます。

 

(1)日本では馴染の薄い「ツーリングコンペティション」のオフロードバージョンが「とれとればいく」です。「とれとればいく」は、日本版MTBラリーレイドであり、マルチラリーレイドやアドベンチャーレースの一種であるため、主催者は「冒険と安全のバランス」を最大限考慮して大会を運営しています。またマップリーディング系のツーリング大会として、新たな""を見つけてくる"コースクリエイター/先達"の役割が重要です。

(2)コースのクローズは行いません。(※地元自治体と協力して道路使用許可を受けている場合は稀。今後の努力目標。)またトレイルメンテナンス(環境への配慮)の精神を大切に運営しており、参加者にもその意識を持って欲しいと願っています。

(3)参加者の底辺は徐々に広がっています。そのため大会を、シリーズコンペ、ミニ&プラクティス、スクール&リターンズの3段階に分けています。とれとれ初参加者はミニやスクールから参加しましょう。

(4)"最も華麗なマウンテンバイクのレース"とうたわれるコルシカバイクへの参加経験から生まれた"とれとればいく"は、他のアドベンチャーレースと比較したところナビゲーションレベルは世界最高水準と思われます。(道を探し出すことが前提!)

(5)海外では緊急時にヘリコプターを要請しますが、日本ではまず不可能です。また無線の使用にも制約があり、通常の連絡には使用できません。そのため携帯電話を連絡に用いていますが万能ではありません。緊急時のみの使用としてアマチュア無線を用意する場合もあります。(参加者の管理は有人PCの通過確認で行なっています。F項参照)

(6)一般道から獣道まで全ての""を使ってコース設定をしますが、安全管理優先のため、スピードの出る下り林道やエスケープルートの無いシングルトラックは、スペシャルステージへの使用を避けるようにしています。

(7)コントロールポイントを必ず通ることが基本ルールであり最低の義務です。通過確認が出来ない場合、そのライダーは行方不明者として捜索の対象となり、失格にもなります。

(8)コントロールポイントには、有人と無人があります。有人ポイントには、通過確認とルート指示と補給をするPC(ポイント・コントロール)と、確認と指示だけのPS(ポイント・セキュリティ)、制限時間をチェックするEL(エリミネーション/足切りポイント)の3種類があります。無人ポイントはQP(クイズ・ポイント)としてクイズ等が確認事項として置かれています。  ※ELの運用について・・・・コンペの中にはEL以降もコース復帰が可能なものがありますので、ご注意下さい。

(9)とれとればいくは、自転車遊びは自己責任という世界共通認識の基に行なう"ツーリングコンペティション"のオフロードバージョンで、タイムを競ったり順位を表彰するレースではありません。但し、参加者の疲労度チェックや大会スケジュールの目安のために通過時刻チェックは重要と考えています。また、シリーズコンペでは、ツーリングコンペティションの精神を理解した人たちを対象に登録制にして実施します。(※意志確認の出走サインを必ずお願いします。)

(10)ラリーレイドへの参加者を"ラリースト"と呼びます。ラリーストには何事も自分で解決する精神力が必要とされます。他人に頼ること無く周到な用意で参加して下さい。(※責任を持つと言う意味で、賠償付き任意保険に入ることを強くお薦めします。)

(11)ラリーレイドには地図を読む"ルートファインディング"能力以上に、道を見分ける"ルートハンティング"能力も必要です。

(12)マップリーディングにはコンパス(方位磁石)は不可欠です。マップケースとマップホルダーも必携です。双眼鏡の使用は任意とします。衛星を利用したGPSは今のところあまり有効ではありません。

(13)初めての場所ではコースの情報を知ることが重要です。スケジュールやローカルルール、コースの説明を行なうブリーフィングには、筆記具と螢光ペンを必ず持参して下さい。

(14)コースには長時間(30分〜1時間)の押し、担ぎが含まれます。そのため自転車に乗る体力に加え、自転車を担ぐ体力が必要です。また自転車を担ぐための工夫や、押し担ぎのテクニックも必要です。

(15)車種およびタイヤの使用制限は、03〜04シーズンも無制限とします。但し一般道走行のため道路交通法による保安部品(ベル、リフレクター、ライト)は必要です。

(16)検車は行ないません。各自クオリティの高い、整備されたマシンでご参加下さい。(※コンペによってタックルチェック有り)

(17)補給食、飲料水は必ず携行し、ペース配分を考え走ること。

(18)整備、メンテナンス、応急修理のできる工具および補修パーツは各自で用意して下さい。また特殊部品の専用工具は持参して下さい。工具セットの携帯は、最低限の義務です。

(19)装備(雨具、工具、補修パーツ、食料、救急セット、着替えなど)および心構え(道に迷ったら分る場所まで引き返す)は一般のサイクリングやハイキングに準じます。できれば山岳サイクリングの知識があると有効です。

(20)ウエアは長袖、タイツが基本です。ヘルメット、グラブ、ゴーグルは着用(携行)義務です。それ以外の保護具は任意です。

 

 

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<<QPにミステリーあり!?>>

 


11月25日(土)・26日(日)の両日、天候に恵まれた富士見町にて、とれとればいく06−07Rd.2「富士見高原里山迷路2006」を、少数精鋭の12名の参加者で実施。

25日早朝はかなり冷え込み、集合場所の富士見パノラマスキー場では人工雪の吹き付け作業が行なわれていた。そのため、ブリーフィングを宿のコスモスにて行なう。しかし、陽が昇ってからは気温が上がり絶好のコンディションに。前半のPS1からPC4、そしてPC4〜PC9のループと、先頭グループはツーリング気分&楽勝ムードで走っていた。だがしかし、PC11〜PC17のループで迷走が多発。この夏のシマノバイカーズで使ったコースの逆回りだったが、地図の書き込みルートが逆走だと実際とかなりイメージが異なったようで、地図が読めるだけに深読みをしてQPを見つけられなかったようだ。そのためEL時間を15分延長したが、その後も苦労したライダーが多く、日のあるうちにアリベについたのは2名だけだった。

翌日のSS2は秘蔵のSTと新たに見つけたSTの競演。スタッフ間でも議論があったようにどっちを先に走った方が良かったのだろうか?結局スタッフ配置を考慮して、青木の森の秘蔵STを最初に下ることに。でも下りがあれば登りありで、スタートはスキー場横の林道。約1時間登って30分下る感じか?そこで抜け出したのが前日4位の森崎。下り途中のPS2で後続に20分以上の差をつけ、後半のループもスタッフの予想より速いタイムで回って逆転優勝。後半ループの登りで無理をせず押したのが良かったのだろう。そしてQP8からのST入口を見事探し出した“運”は彼だけのものではない。この大会全体の“運”のようだった。実は表彰式後の証拠写真で判明したのだが、QP8の黄色のテープは何者かによって剥がされていた。しかし別の黄色のテープが直近にあったのだ。でもその場所を地形と道の形で判断する参加者もスゴイ!

天候に恵まれた大会でした。集合場所協力の富士見パノラマスキー場、宿舎のロッジコスモス、そしてとれとれ初体験ながらPCや実走を手伝ってくれた地元スタッフ、皆さんありがとうございました。参加者の皆様も、来年夏のシマノバイカーズや次回(仮称:諏訪信玄謎迷路)も宜しくお願いします。

 

 

 

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*同エリアで2006年7月に実施のコースマップ**

 

 

 

 

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10月28日・29日とコース調査に入っています。

初日が八ヶ岳山麓、2日目が入笠山山麓とエリアを分ける予定。

28日の調査で新たなSTも発見しましたが、蔵出し秘蔵のSTも公開予定。

その調査写真です。乞うご期待を!!

 

 

 

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<<<スタッフ募集中>>>

 

11月25・26日に長野県富士見町をエリアに実施するとれとればいく06〜07シリーズの第2戦「富士見高原里山迷路」では、ボランティアスタッフを募集します。募集人員は「コースクリエイター補助1〜2名」、「実走スタッフ2〜3名」、「PCスタッフ2〜3名」です。興味のある方は、「090−3170−6658」または「hhigemaru@aol.com」へ、10月末ごろまでにご連絡下さい。(イシマルヒデアキ)

 

 

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http://www.bike-joy.com/TTB0607.htm

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